毎日生活している中で、宿題や勉強、筋トレ、ブログの記事作成など今日はここまでやる!と決意しても少し時間が経つと明日やればいいかとダラダラ期限を伸ばして、YouTubeを見てしまう方、かなり多いのではないでしょうか?
僕も前は仕事からの帰宅途中に「今日は心理学の本を全部読むまで寝ない」と決めたとしても夕食~入浴の時間帯になると段々眠くなり、次の日に先延ばしにしていました。
ですが考え方、発想を変えることで怠ける癖を治すことが出来ました。今回はその方法についてお勧めすることとお勧めしないことの両方を紹介していきたいと思います。
- 怠ける癖を治す方法が分かる
- 怠ける原因は精神論ではないことが分かる
- 簡単なことで怠け癖を治せることが分かる
それでは早速見ていきましょう!
もくじ
お勧めしないこと
まずは、怠ける癖を治すお勧めしない方法を紹介していきたいと思います。
計画を詰め込む
怠ける癖を治すお勧めしない方法の一つ目は、計画を詰め込むことです。
1日1日の計画を細かく立て、一か月先まで計画を立てていくと、それだけでかなりの時間がかかり計画を立てただけで疲れてしまいます。また1日でも遅れてしまうと、その計画は総崩れしてしまい、また1から計画を立て直さないといけません。そうなると計画を立てること自体もストレスになりますし、出来ない自分に対してもストレスを感じモチベーションの低下にも繋がると思います。
僕も昔は、かなり細かく計画を立てて毎日のノルマをこなすようにしていましたが、残業などの急な予定が入ってしまい出来なかったときのストレスでモチベーションが低下してしばらくの間、全くやる気が起きない時がありました。その時に作成した予定表がこちらです。
これは去年の6月に作成した計画メモです。左の数字が日にちで、中央が本の題名、右が目標のページ数です。毎日50ページずつ読書して、一ケ月で5冊読もうとしましたが、すぐに残業などで破綻してしまいました。
それからは、1ケ月後まで細かく計画を立てるのではなく、都度見直しが出来るようにその日の朝に毎日計画を立てています。毎日の計画はipadの「MetaMoji Note」というアプリで毎日書いています。
このようにすることで一ケ月分の計画総崩れによるモチベーションの低下を防ぐことが出来るので、怠けにくくなると思います。
自分を追い込む
怠ける癖を治すお勧めしない方法の二つ目は、自分を追い込むことです。
今日はここまでやろうと思っていたのにテレビやYouTubeを見てしまい、怠けてしまった。スマホに夢中になってしまい、予定の半分しか終わらなかった。そんな時、自分はダメ人間だなどと自分を追い込まないでください。自分を追い込んでしまうと、自分には出来ない、ということだけが頭の中に残ってしまい、どんどんネガティブ思考になり出来ない理由を探してしまう逃げ癖、怠け癖がついてしまいます。
また、出来なかったときにペナルティを設けるのもお勧めしません。結局、ペナルティを設けたとしても出来たか出来なかったかを見ているのは自分だけなので、ペナルティもサボってしまいがちになります。
僕も2日で一冊読むという目標を立てて出来なかったときは腹筋100回というペナルティを設けて、睡眠の本を読んでいましたが最初の一回目だけペナルティをしっかりこなして、後はペナルティさえもサボってしまいました。これを繰り返していくとどうせ出来ないとネガティブな考え方が染みついてしまうので、自分を追い込むようなやり方は辞めたほうがいいと思います。
他のこと禁止すること
怠ける癖を治すお勧めしない方法の三つ目は、他のことを禁止することです。
出来るまで他のやりたいことを全て禁止にして取り組むのは、かなりストレスになります。例えば資格の勉強だと自分から学びたくて勉強するのと仕方なく勉強するのとでは、知識を自分の物にするまでの時間にかなりの差が出ると思います。モチベーションを高めるためにも他のことを完全に禁止するのではなく、適度に息抜きが出来るようなバランスが大切だと思いました。
ゲームや漫画などの趣味を全て我慢して資格の勉強をしていたときにゲームしたい欲が爆発し、資格の勉強が全く手につかないときがありました。他の事を禁止することでそれまでの趣味の時間を勉強時間に回すことは出来ますが、他にやりたいことがあると集中しきれないこともありますので、一点集中で他を全て禁止にするのではなく適度に息抜きをする時間を取ることも怠ける癖をつけない方法だと思いました。
お勧めすること
次に怠ける癖を治すお勧めの方法を紹介していきたいと思います。
トリガーを作る
怠ける癖を治すお勧めの解決方法の一つ目は、トリガーを作ることです。
例えばですが、
- 好きな曲を聞いてから
- 深呼吸してから
- 歯磨きをしてから
- お気に入りの香りを薫ってから
など何かの行動をきっかけにして、気持ちを切り替えて作業に取り組むことで怠けることを防止できます。これは、普段の生活で必ず行なっていることや簡単なことに結びつけた方が怠ける癖を治す効果が出やすいです。
資格などの勉強をしているときであれば、「椅子に座って勉強する」と考えるよりも、「椅子に座ったら勉強する」と考える方が椅子に座ることをトリガーにして、勉強に取り組みやすいと思います。
僕がブログの記事を作成するときや勉強するときに使用しているトリガーは、深呼吸と好きな香りを薫ることです。深呼吸はいつでも出来ますし、香りを薫ることもそんなに難しいことではないと思います。逆に掃除してからなど難しいことをトリガーにしてしまうと、その事自体を怠けてしまうので、トリガーを作るときは簡単なことの方が効果があると思います。
習慣を身に付ける
怠ける癖を治すお勧めの解決方法の二つ目は、習慣を身に付けることです。
普段生活している中で大体20時くらいにお風呂に入って、0時くらいに就寝しているなど行動パターンがあると思います。夜ごはんやお風呂は絶対に外せないことだと思いますが、それ以外のゲームやyoutubeなどはやりたいことではありますが、やらなくてもいいことです。怠ける癖を治す方法として意識してほしいことが時間で区切ることです。
例えば僕であれば、
19時 | 夕食 |
---|---|
20時 | お風呂 |
21時~24時 | 勉強、ブログ |
24時以降 | 自由時間、睡眠時間 |
というように時間を区切って行動するようにしています。始めのうちは慣れないと思いますので、スマホなどのアラーム機能を利用して時間を意識できるようにしていくと徐々に時間で切り替えができるようになっていくと思います。一度習慣化してしまえば怠ける癖は再発しにくくなると思いますので、是非試してみてください。
環境を変える
怠ける癖を治すお勧めの解決方法の三つ目は、環境を変えることです。
実際にやってみて意外と効果があると思ったことが環境を変えてみることで、怠ける癖が一度ついてしまうと、この癖を治すことはなかなか難しいと思います。そこで身の回りの環境を変えることで、気持ちを一新でき怠ける癖をリセットすることができます。
環境を大きく変えれば変えるほど効果はあると思います。例えば、
- 住んでいる場所を変える
- 部屋の模様替え
- 作業してる場所を変える
- 座る場所を変える
など、僕は実家暮らしなので住んでいる場所までは変えたことはありませんが、部屋の模様替えを行うことで気分をリセットして怠ける癖も治せると思いました。部屋の模様替えをするときに机の位置や椅子の位置を変えるときは、向きも変えたほうが気分をリセットできると思いました。風水とかは分かりませんが、向きを変えることで今までとは見ている景色が変わるので、気分も変わりやすいと思います。
いつも作業している場所やいつも座っている場所を変えるだけでも新しい気持ちになれるので、部屋の模様替えは面倒という方は、簡単にできることからやってみることをお勧めします。
また家ではなく、カフェや図書館などに行って環境を変えて勉強するのも怠ける癖を治す方法の一つだと思います。
やりたいことの順番を変える
怠ける癖を治すお勧めの解決方法の四つ目は、やりたいことの順番を変えることです。
怠けてしまう原因がテレビやYouTubeだったとして、資格の勉強をしないといけないときは、先に目標としていたところまで勉強を済ませてから、テレビやYouTubeを見るというようにやりたいことの順番を変えるだけでも、怠ける癖を治すことにかなり効果があると思います。仮にテレビやYouTubeを先に見てしまうとそのままだらだらと見続けてしまうという人はかなり多いと思います。
僕自身この方法を試して思ったことは、資格の勉強でもテレビを見ることでも、始めてしまえば意外と続けてしまう、ということです。なので、始めに何に取り掛かるかで怠けるか怠けないか決まると言っても過言ではないと思います。また勉強が目標まで達成すれば好きなことが出来るとモチベーションの向上にも繋がりますし、時間を区切ることで集中するときと集中しないときでメリハリを付けれるようになり、集中力の向上にも繋がると思います。
取り組んでいることを楽しむ
怠ける癖を治すお勧めの解決方法の五つ目は、取り組んでいることを楽しむことです。
資格の勉強でも会社の業務の勉強でも、楽しむことが出来ればどんどん成長できると思っています。いくら全く楽しくない単純作業の繰り返しでも、考え方でいくらでも楽しめると思います。
例えばキャベツをひたすら千切りにする仕事をしていた場合、ずっとやっていると飽きて楽しくなくなると思います。ですが、どれだけ精確にキャベツを切れるかやどれだけ早く切ることが出来るかなどを考えて仕事をすると前回よりも成長したときは楽しいと感じると思います。
キャベツの千切りにしても、スポーツの練習にしても、短時間でどれだけ成長できるかを考えながら取り組むと楽しむことは出来ると思います。僕が行っていることに当てはめると、勉強のときでも読書のときでも短時間でどれだけの知識を吸収できるかと考えながら、取り組むことで短時間の集中力はかなり上がりますし、気が進まない時でも短時間だけならと取り掛かりやすくなりました。
なので、今取り組んでいることを楽しむために、このタイムトライアル形式を取り入れてみてはいかがでしょうか?僕が毎回行っているタイムトライアル形式は、1時間に何ページ本を読めるかを毎回計測しています。ストップウォッチで確実には測っていませんが、時計を見て大体何分からスタートと覚えておき、読むようにしています。この方法を使用してからは、前よりは確実に読書のスピードと内容の理解力は上がったと思います。
また、楽しいと思うことが出来れば率先してそれに取り組むようになり、怠ける癖も治すこともできると思います。
まとめ
今回は怠ける癖を治す方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
怠けるのは自分に甘いからだ!などと精神論に目を向けるよりも自分の行動パターンに目を向けたほうが、怠ける癖は治しやすいと思います。簡単に怠ける癖を治す方法についてまとめると
- 計画を詰め込むこと
- 自分を追い込むこと
- 全てを禁止すること
- 取り掛かるトリガーを作ること
- 習慣化すること
- 簡単なことからでも環境を変えてみること
- やりたいことの順番を入れ替える
- いかに早く出来るかタイムトライアル形式を取り入れる
以上が怠ける癖を治す、お勧めしないこととお勧めすることです。少しでも興味が湧いた方法があれば試してみてはいかがでしょうか?この記事が怠けを克服するきっかけ、トリガーになれば幸いです。